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カラーユニバーサルデザイン検定(CUD検定)

生活・美容難易度: ★★☆☆☆更新日: 2026年3月26日
合格率: 約65〜75%(3級)/ 約55〜65%(2級)
勉強時間: 約20〜60時間
受験料: 5,500円(2級)/ 3,300円(3級)

カラーユニバーサルデザイン検定(CUD検定)とは

カラーユニバーサルデザイン(CUD)検定は、色覚の多様性に対応したデザインの知識と実践力を認定する検定試験です。NPO法人カラーユニバーサルデザイン機構(CUDO)が主催し、色覚異常(先天色覚異常・後天色覚異常)を持つ方にも情報が伝わるような配色・デザインを学ぶことを目的としています。

日本人男性の約5%、女性の約0.2%が先天色覚異常を持つとされており、グラフ・地図・Webサイト・印刷物などあらゆるビジュアルコミュニケーションでCUDの考え方は重要です。デザイナー・印刷会社・Webディレクター・官公庁・教育関係者などが取得しています。

試験は3級・2級・1級の3段階構成で、年1〜2回実施されます。

受験資格

受験資格の制限はありません。デザインの専門知識がない一般の方でも受験できます。色覚異常の有無にかかわらず受験可能です。

試験内容

3級

項目 内容
出題形式 択一式(マークシート)
試験時間 60分
合格基準 正答率70%以上
受験料 3,300円(税込)

3級は色覚の仕組み・色覚異常の種類・CUDの基本原則に関する基礎知識を問います。

2級

項目 内容
出題形式 択一式 + 実技問題(配色評価・修正)
試験時間 90分
合格基準 筆記・実技それぞれ正答率60%以上かつ総合70%以上
受験料 5,500円(税込)

2級では実際の配色サンプルを評価し、色覚異常者の視点から問題を指摘・改善する実技問題が加わります。

1級

項目 内容
出題形式 記述式 + 実技(制作課題)
受験料 11,000円(税込)

1級は高度な実践力(制作物のCUD対応評価・改善)が問われる資格試験です。

出題範囲

カテゴリ 主な内容
色覚の仕組み 網膜の構造、錐体細胞、色覚のメカニズム
色覚異常の種類 1型・2型・3型色覚、後天色覚異常
CUDの基本原則 色のみに依存しない、コントラスト確保、形・文字との組み合わせ
CUD対応の配色 使いやすい色の組み合わせ、NGな配色パターン
CUD対応ツール 色覚シミュレーターの使い方、Adobe製品での設定
CUDの実践事例 地図・グラフ・Web・印刷物でのCUD適用例

合格率・難易度

合格率の目安
3級 約65〜75%
2級 約55〜65%
1級 約40〜50%

3級は色覚のメカニズムとCUDの基本原則を理解していれば合格できます。2級は実際の配色サンプルを評価する実技が加わり、CUD対応配色の具体的なパターンを身につける必要があります。

勉強法

推奨学習期間

  • 3級: 2〜4週間
  • 2級: 1〜2ヶ月

学習の進め方

  1. 色覚の仕組みを基礎から理解する: 錐体細胞の種類と色覚異常の発生メカニズムを正確に把握する
  2. CUD対応配色パターンを暗記: CUDOが推奨する「見分けやすい色の組み合わせ」を実際に目で確認しながら覚える
  3. 色覚シミュレーターを活用: Webサービス(例:Sim Daltonism、Chromatic Vision Simulator)で自分のデザインを色覚異常視点で確認する練習を行う
  4. 実際の事例でCUD問題を見つける: 身の回りのグラフや地図を観察し「これはCUD対応か?」を考えるクセをつける

おすすめ教材

  • 「カラーユニバーサルデザイン検定公式テキスト」(CUDO)— 試験範囲に対応した公式テキスト
  • 「カラーユニバーサルデザイン 誰もが見やすい色使いのガイドブック」(CUDO)— 実践的なCUD指針書
  • 色覚シミュレーターアプリ(Chromatic Vision Simulator等、無料)— 実際の色覚体験シミュレーション

取得後の活用シーン

  • グラフィックデザイナー・DTPオペレーター: 印刷物・出版物のCUD対応チェックに活用
  • Webデザイナー・UI/UXデザイナー: Webサイト・アプリの色覚バリアフリー対応の実践
  • 官公庁・地方自治体: 行政資料・案内板・地図のCUD対応化推進
  • 教材・教科書制作担当: 学校教育のCUD対応(文部科学省がCUD普及を推進)

関連資格

  • 色彩検定(文部科学省後援): 色彩全般の知識を体系的に学ぶ資格。CUDの前提知識として有効
  • カラーコーディネーター検定(東商): 色彩の実務活用に特化した東京商工会議所の資格
  • UD検定(ユニバーサルデザイン全般): UDの総合的な知識を問う資格
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