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AWS認定クラウドプラクティショナー

IT・情報難易度: ★★☆☆☆更新日: 2026年3月26日
合格率: 約70〜75%(推定)
勉強時間: 約40〜80時間
受験料: 15,000円(税別)

AWS認定クラウドプラクティショナーとは

AWS認定クラウドプラクティショナー(CLF-C02)は、Amazon Web Services(AWS)が提供するクラウドコンピューティングの基礎知識を認定する入門レベルの資格です。AWSサービスの全体像、クラウドの基本概念、料金モデル、セキュリティの基礎を幅広くカバーしています。

2022年にCLF-C01からCLF-C02へ改訂され、最新のAWSサービスや概念が追加されています。エンジニア職以外の営業・企画・マーケティング担当者がクラウドの基礎知識を身につける目的で取得するケースも多く、IT業界への転職を目指す非エンジニアにも人気の資格です。

AWS認定には複数のレベルがありますが、クラウドプラクティショナーは最も入門に位置づけられており、上位資格(ソリューションアーキテクト・アソシエイト等)へのステップとして活用されます。

受験資格

受験資格に制限はありません。AWSの実務経験がなくても受験できます。Amazonは「クラウドおよびAWSに関する基礎的な知識と6ヶ月の実務経験」を推奨していますが、あくまで目安であり必須条件ではありません。

試験内容

項目 内容
試験コード CLF-C02
出題形式 多肢選択式・複数選択式
問題数 65問(うちスコア対象65問)
試験時間 90分
受験方法 テストセンター or オンライン(自宅受験)
言語 日本語対応あり
合格基準 700点以上 / 1000点満点

試験ドメインと出題割合(CLF-C02)

ドメイン 出題割合
クラウドのコンセプト 24%
セキュリティとコンプライアンス 30%
クラウドテクノロジーとサービス 34%
請求・料金・サポート 12%

セキュリティとクラウドテクノロジーで6割以上を占めるため、この2分野を重点的に学習することが合格への近道です。

合格率・難易度

Amazonは公式な合格率を公表していませんが、受験者のブログや掲示板の情報から70〜75%程度と推定されています。AWS認定試験の中では最も合格率が高く、入門資格として設計されているためです。

難易度は低めですが、AWS未経験者が闇雲に受験しても落ちるケースがあります。試験に出るAWSサービスは200以上あり、各サービスの用途・特徴を浅く広く把握しておく必要があります。

勉強法

推奨学習期間

  • IT経験者(クラウド未経験): 1〜2ヶ月(1日1時間)
  • IT未経験者: 2〜3ヶ月(1日1〜2時間)

学習の進め方

  1. AWS公式の無料コンテンツを活用: AWS Skill Builder(無料)に「AWS Cloud Practitioner Essentials」コースがある。日本語字幕付きで約6時間の動画コンテンツ
  2. 試験範囲の全体把握: 公式試験ガイドで4つのドメインと各サービスを確認。全部を深掘りする必要はなく、各サービスの「何のためのサービスか」を把握するだけでよい
  3. 問題演習: Udemyの模擬試験(Jon Bonso等の有名コース)で繰り返し演習。解説をしっかり読んで理解を深める
  4. 無料ハンズオンで実感: AWSの無料利用枠(Free Tier)を使い、実際にEC2やS3を触ると知識が定着しやすい

よく出るAWSサービス

  • コンピューティング: EC2、Lambda、ECS
  • ストレージ: S3、EBS、EFS、Glacier
  • ネットワーク: VPC、CloudFront、Route 53
  • データベース: RDS、DynamoDB、Redshift
  • セキュリティ: IAM、AWS Shield、WAF、KMS
  • 管理・監視: CloudWatch、CloudTrail、Config

おすすめ教材

  • AWS Skill Builder(無料): AWS公式の学習プラットフォーム。無料コースが豊富で、模擬試験(20問)も提供
  • 「AWS認定資格試験テキスト AWS認定クラウドプラクティショナー」(SBクリエイティブ)— 日本語の定番テキスト
  • Udemy「AWS 認定クラウドプラクティショナー 模擬試験問題集」(Jon Bonso / 日本語訳版)— 実践的な模擬問題650問以上
  • 「この1冊で合格!AWS認定クラウドプラクティショナー テキスト&問題集」(技術評論社)— 図解が豊富で初心者向け

関連資格

  • AWS認定ソリューションアーキテクト - アソシエイト(SAA-C03): クラウドプラクティショナーの上位に位置するアーキテクト向け資格。転職・キャリアアップに有効
  • AWS認定デベロッパー - アソシエイト: 開発者向けのAWS資格
  • Google Cloud Associate Cloud Engineer: GoogleのクラウドエンジニアリングのAWS対応資格。マルチクラウド対応を目指す場合はセットで取得する人も多い
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