旅行地理検定とは
旅行地理検定は、旅行地理検定協会が主催していた、国内外の観光地・地理に関する知識を問う検定試験です。旅行業界に従事する方や地理・旅行好きの方に親しまれ、1983年の開始から40年以上にわたって実施されてきました。
ただし、旅行地理検定は2025年6月(第58回)をもって廃止されました。 現在は新規受験ができない状態です。本記事は過去の情報として掲載しています。
廃止について
旅行地理検定協会は2024年9月に廃止を告知しました。最終回となった2025年6月の第58回をもって全試験が終了。証明書の発行申請も2026年2月28日で締め切られ、公式ウェブサイトも2026年3月31日に閉鎖されました。廃止後の問い合わせはJTBリサーチ(2027年3月31日まで)が対応する予定です。
試験の概要(廃止前の情報)
試験の構成
試験は「国内地理」と「世界地理」の2種類があり、それぞれ初級・中級・上級の3段階がありました。
| 級 | 出題形式 | 合格基準 |
|---|---|---|
| 初級 | 多肢選択式 | 正答率70%以上(IBTは75%以上) |
| 中級 | 多肢選択式 | 正答率70%以上(IBTは75%以上) |
| 上級 | 多肢選択式 | 正答率70%以上(IBTは75%以上) |
出題テーマ
国内地理:
- 自然景観(山・川・湖・海岸)
- 主要都市・観光スポット
- 温泉・リゾート地
- 写真問題
- 時事問題
世界地理:
- 国・都市の基礎知識
- 世界遺産・観光スポット
- 各国の文化・歴史
- 写真問題
- 時事問題
合格率(参考)
| 区分 | 合格率 |
|---|---|
| 国内初級 | 約50% |
| 国内中級 | 約47% |
| 国内上級 | 約20% |
| 世界初級 | 約71% |
| 世界中級 | 約22% |
| 世界上級 | 約62% |
代替となる検定・資格
旅行地理検定の廃止後、旅行・地理・観光分野の知識を証明したい場合は以下の資格が参考になります。
- 旅行業務取扱管理者(国内・総合): 旅行業界の国家資格。旅行地理の知識も問われる
- 世界遺産検定: 国内外の世界遺産を通じた地理・歴史・文化知識を問う検定
- 地理検定(地理教育研究会): 地理の知識を問う検定試験
関連資格
- 世界遺産検定: 国内外の世界遺産の知識を問う検定
- 旅行業務取扱管理者: 旅行業の国家資格(国内・総合)
- 通訳案内士(通訳ガイド): 外国人旅行者を有償で案内する国家資格
- 京都・観光文化検定(京都検定): 京都の観光・文化に特化した検定